キリンリキ育成論

ポケモン育成論

基本情報

 

 

タイプ:ノーマル/エスパー
通常特性:せいしんりょく/はやおき
隠れ特性:そうしょく

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 合計
70 80 65 90 65 85 455

特性考察

せいしんりょく

ねこだましなどを恐れずに動くことができるが、どちらかと言えばダブル向き。シングルでは少々インパクトに欠ける。

はやおき

ねむりの継続ターンが本来の半分となり、催眠に強くなる。ただ、ねむるを使わない限りふみんなどの下位互換なため、キリンリキには扱いづらい。

そうしょく

粉技を含む草技を無効でき、実質耐性が1つ増えることから非常に使い勝手の良い特性。攻撃上昇の恩恵を受ける物理型ではもちろんのこと、それ以外でも役立つ。最も採用したい特性。

型考察

そうしょく物理アタッカー型

性格:ようき
特性:そうしょく
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま
技:おんがえし/しねんのずつき/じしん/でんじは

そうしょくによる攻撃上昇の恩恵を最も活かすことを考えた物理型。元々の種族値が低いため、特性を活用して役割を見出していく。

攻撃範囲は広いものの、そうしょくを加味しても火力不足は否めないため、持ち物はいのちのたまを採用した。一度の攻撃で負担をかけ、倒しきることを考えての選択だが、そうしょくのおかげで無効を使いやすいこともあり、潰れにくいきあいのタスキもありだろう。その場合、タイマンで勝ちきることを想定したい。

技に関しては攻撃技3つの広さは抜群であるが、単純なアタッカーにしてしまっては使いづらく、他のアタッカーとの差別化も図りにくいため、でんじはを搭載している。これにより、普通では倒せない相手にも一矢報いることができる。更に補助系にも寄せたいのであれば、じしんかおんがえしをこうそくいどうやミラーコートに変えても面白いかもしれない。このとき、しねんのずつきはエスパー物理のアイデンティティであり、おんがえしの方が弱点もつけないため、採用は必須だ。

特殊アタッカー型

性格:おくびょう
特性:そうしょく
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
技:サイコキネシス/シャドーボール/でんじは/ミラーコート

そうしょくの恩恵にはあずかれないものの、種族値だけ見ると特殊アタッカーの方がむしろ自然。しかし、特殊エスパーは競合が多く、うまく良さを引き出せないと難しい。

キリンリキの良さは完全同タイプのヤレユータンよりも素早さに優れ、エスパーの中では補助技に恵まれているところにある。
純粋なアタッカーにすると劣化になりやすいため、前述の良さを活かすため、でんじはやミラーコートといった補助技を積極的に採用している。
単なるアタッカーにはしたくないところだ。

きあいのタスキは紙耐久のカバーができ相性が良く、前述のように無効タイプが2つと潰れにくい。また、ミラーコートを採用したいことからも必須だ。

そうしょくバトン型

性格:しんちょう
特性:そうしょく
努力値:HD252
持ち物:オボンのみ
技:おんがえし/しねんのずつき/こうそくいどう/バトンタッチ

そうしょくによる攻撃上昇をバトンタッチによって後続に引き継ぐことを目的とした型。

特防特化にすることで、メインウェポンときあいだまを通さないことから元々強いゴーストやエスパーにより強気に出していくことができる。そこを起点としたい。

こうそくいどうも積むことができればかなり優位に立てるが、からをやぶるやかそくを利用したバトン型が主流になっているいま、この型は劣化になりがちなのが残念なところ。

総括

キリンリキ自体ガチ環境で見かけることがほとんどなく、いわゆるマイナーと呼ばれる部類である。

それだけで判断はできないが、ポテンシャルは決して高くないのは確かだ。

かなり明確な役割を持たせたうえで、他のポケモンの補佐や、パーティの穴埋め役として使っていきたい。

 

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