ポケモン対戦論

「こんらん」の上手な使用法

投稿日:2016-02-14 更新日:

総論

数ある状態異常の中の1つであるこんらんはいつの環境でも猛威を振るっています。
特にいたずらごころなどをうまく活用して先手をとって使用されるケースが多く、そのターンに相手が行動不能となると、自攻撃ダメージを受けるだけにとどまらず1ターン自分側が先手をただでもらった構図となり、運が絡んでくるものの非常に有用なものとなっています。
この記事ではその「こんらん」を用いていかに有利に試合を進めるかを徹底研究します。

基本情報

効果

まずは導入としてこんらんの効果を再確認しておきましょう。

主な効果は以下のようになります。
・こんらん時に行動した場合、50%の確率で行動不能となり、自攻撃(自分に攻撃)する。そのときのダメージはこんらんしているポケモンの攻撃力に依存し、威力40の技を使ったものと扱われる。なお、タイプ相性は関係ない。
・こんらん状態は数ターン(1~4ターン)の間続き、基本的には自然治癒する。だが、ポケモンを交代した場合や特性発動による治癒も行える。
・自攻撃ダメージはランク補正に影響されるが、リフレクターは影響しない。
・自攻撃ダメージによるきのみの発動は行われない。

大事な効果は以上のような感じでしょうか(細かい点は省略してあります)。
これさえ抑えておけば問題はないでしょう。

こんらんにする技

相手をこんらん状態にする実践的な(あまり実践的でないものは省いています)技は以下の通りです。

あやしいひかり(100%)
いばる(100%)
おしゃべり(100%)※
おだてる(100%)
ばくれつパンチ(100%)※
フラフラダンス(100%)
ひみつのちから(30%)※
みずのはどう(20%)※
ピヨピヨパンチ(20%)※
ロッククライム(20%)※
(※は技の追加効果によるもの)

基本的には100%のものを使用するのが計算ができて扱いやすいですが、てんのめぐみと組み合わせたり、補助効果程度の使用であればそれ以外でも採用は考えられるでしょう。

それでは、こんらんをどのように活用するのが最善なのかを探っていきます。

有用な使用法

先手をとる

なによりも先手をとって使用することが非常に大事になってきます。
なぜならば、先手をとることでそのターンからこんらんの恩恵を受けることができるからです。

もし後手にこんらんを仕掛けたとしても相手にはポケモン交代などの治癒法が生まれます。
このとき後手にしかけているため相手は既に行動済なので、交代の場合結果的に自身がこんらんをかけるのに使用したターンと相手の交代ターンがただ単に交換になった形となり面白くありません。

具体的に先手をとってこんらんを仕掛ける方法としては、特性いたずらごころによるものを筆頭として、純粋に素早さの高いポケモンによるものなどが挙げられます。

みがわりと併用する

こんらんを扱うにあたってみがわりを併用するというのはまさに大原則ともいえ、非常に重要となってきます。
もし相手が行動不能の際はみがわりを残して優位に立てるだけでなく、行動されてしまった場合でもみがわり分のダメージで済み致命傷は免れます。
もちろん、相手が行動できなくこちらにみがわりが残る形となれば既になかなか優勢であると言えるため、ローリスクハイリターンな併用戦術と言えます。
ただし、みがわり貫通技には注意が必要です。

まひと併用する

状態異常のまひと併用することで相手の行動不能率をさらに75%まで高めることが可能となります。
こんらんと異なりまひは交代で治癒しないため、ずっと影響が残るのも見逃せないポイント。
こちらは上述のみがわりとも併用可能なため、こんらん&まひ状態の相手にみがわりを繰り出して戦える形が非常に理想形であると言えます。
しかし、実戦でここまで机上論で描いたような理想形が実現することは少ないため、あくまでも狙い筋程度に抑えておくのが無難でしょう。

かげふみ(くろいまなざし)と併用する

かげふみと併用するのもなかなかに効果的であると言えます。
こんらんの最も大きな欠点である交代による治癒を補ったものです。
ただ、数少ない重要なかげふみ要因をこんらん戦術に割けるかどうかはパーティとの相談。

くろいまなざしに関しては実践でうまく行くかが微妙なところで、純粋にかげふみに劣るとも言えます。
技枠も割かなければならなくなるため、微妙なところでしょうか。

実践的な実際の型

こんらん戦術を行う上での実践的な型をいくつかご紹介したいと思います。

エルフーン

whimsicott
性格:ずぶとい
特性:いたずらごころ
努力値:H252 B252 S6
持ち物:たべのこし
技:ムーンフォース/いばる/やどりぎのタネ/みがわり

特性いたずらごころにより変化技を優先度+1で繰り出せるため、同じ特性持ちでない限りは素早さの意識不要。
そのため、耐久に努力値を割きます。
基本的には先制いばるでアドバンテージを取り、みがわりを併用、加えてやどりぎのタネで後続サポートを行うとともに自身の回復やダメージソースを得ます。
同じいばみがの中でもやどりぎのタネを使えるのが最大の魅力点。

クレッフィ

klefki
性格:ずぶとい
特性:いたずらごころ
努力値:HP248 B252 S10
持ち物:たべのこし
技:イカサマ/いばる/でんじは/みがわり

上記のエルフーンと同様の構成で、運用方法もほぼ同じです。
でんじはによりまひと併用できること、いばるにより上昇した相手の攻撃ランクを生かしイカサマによるコンボを狙えることが特に優秀とされている点です。
HPは252振りだと4nとなりみがわり上都合が悪いため、調整をします。

クロバット

crobat
性格:おくびょう
特性:すりぬけ
努力値:HP252 S252 B6
持ち物:たべのこし
技:いかりのまえば/あやしいひかり/どくどく/みがわり

クロバットの場合は130族という圧倒的な素早さを活かしてこんらんを撒きます。
あやしいひかりはいばると異なり相手の攻撃ランク上昇効果がないため、安定した戦い方ができるのが特徴です。
また、耐久や居座り相手にはどくどくを必中で撒くことがでる他、いかりのまえばもあるためダメージソースに困ることはあまりないでしょう。

カイリキー

machamp
性格:ようき
特性:ノーガード
努力値:A252 S252 H6
持ち物:こだわりスカーフ
技:ばくれつパンチ/ストーンエッジ/れいとうパンチ/はたきおとす

ようきスカーフにすることで最速107族まで抜くことができるようになります。
ばくれつパンチは威力、追加効果共に非常に優秀ですが、命中が難点。
その難点を特性ノーガードによりカバーしたのがこの型です。
れいとうパンチは対4倍竜、はたきおとすはメインのばくれつパンチを無効化してしまうゴーストや半減のエスパーへ。
ちなみにゴルーグでも同じようなことができますが、こちらの方がばくれつパンチの威力は優っていて、種族値でも上です。
ただし、ゴルーグにはタイプ上後出し性能があるという利点もあります。

まとめ

どうですか?みなさんにはこんらんの強さがお分かりいただけたでしょうか。
一見運が絡むため敬遠されがちなこんらん戦術もしっかりと戦略を練ればかなり有力なものとなります。
特に運が絡む分、うまくはまったときに得られるアドバンテージが非常に大きいのが特徴で、場合によっては戦局を完全に支配してしまうことも可能です。
ただし、こんらんに技枠を多く割くことになるため、攻撃面がどうしてもおろそかになりがちです。
そのため、クレッフィのイカサマに代表されるようにダメージソースの確保はしっかりとしておくようにしましょう。
皆さんもこんらんをうまく使いこなしてぜひ勝利をつかみ取りましょう!

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