クレセドランとは
クレセドランとは、第四世代で注目されて以来長く愛されている構成です。クレセリアの苦手な虫をヒードランが、逆にヒードランが苦手な地面や格闘をクレセリアが受けることができ、非常に相性補完に優れているのが特徴です。また、両方とも、特にクレセリアは耐久が高く、攻撃面として強い構成というよりかはむしろ、防御面が強く、崩すのが非常に難しい構成であると言えるでしょう。ちなみに、クレセリアは物理受け構成、ヒードランは最速どくみがまも構成であることがほとんどです。
クレセドランの対策
そんなクレセドランにも弱点はしっかりとあります。特に第六世代に入って、鋼タイプであるヒードランがクレセリアの弱点である悪・霊を半減できなくなり、相性補完に瑕がついたのも対策を取りやすくしています。以下に、特にクレセドランに強いポケモンを挙げていきます。
メガギャラドス
水・悪というタイプ構成により、クレセリア、ヒードラン両方に対してタイプ一致で弱点を突くことができます。また、耐性的にもエスパー、炎、鋼を半減することができ、非常に優秀です。受けるにしても突破するにしても強い、最もオススメの対策です。
バンギラス
ヒードランはどくみがまも構成がほとんどなので、鋼技を搭載しているケースは稀です。そのため、向こうから弱点をつかれることなくこちらからは弱点を突くことができるため、非常に有利であると言えます。ただし、交代際などにどくどくを食らってしまうと乗り切られてしまう可能性があるため、運用には注意が必要です。(バンギラス育成論)
まとめ
クレセリア、ヒードランは有利な相手とそうでない相手を非常に選ぶため、紹介したポケモンのように両者が苦手とするもので攻めればサイクルが回らなくなり突破することができます。他にも、一撃技でクレセリアに役割破壊を決めてしまう戦術や、つるぎのまいなどで決定力を上げて突破する戦術も有効です。